社会を今より良くするプロダクト

こちらのブログは世のため人のため、家族のためになる製品を紹介するブログです。

光る点字ブロック

今年は残暑が厳しい8月ですね。
私が子供の頃より、暑さが厳しくなっているような気がしますね。
いつか東京にもヤシの木が生える時がくるのでしょうか(^_^;)


さて、今回のテーマは「点字ブロック」です。
先日、東京メトロ銀座線で目の不自由な方がホームに転落して電車に引かれるという痛ましい事故が起きてしまいました。
目の不自由な方のホーム転落事故は過去に何度も起きており、ホームドアの設置が急務になってる最中での事故。

ご冥福をお祈りすると共に、このような事故が二度と起きない対策が全国の鉄道関連事業者に広がることを切に願います。

点字ブロックは健常者には不要なのか?

目の不自由な方にとって、道筋を示すとても重要な点字ブロック
10年近く前になりますが、点字ブロックをテーマとしたプロダクトデザインで、名古屋デザインDo!という国際デザインコンペティションで入選したことがあります。
その時の作品がこちらです。
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入選/Honorable Mention

点字ブロックの上に自転車や車を停めたり、物を置いたままにするといった行為が散見されています。
それは点字ブロックは目が見えない人のためのもので、健常者にとってはあまりを意味を持たないことが原因と考え、デザインしたものです。
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そこで、踏むという行為で発電して、点字を光らせ、健常者にも意味のあるデザインにする、というアイデアでした。
理論上は力の変換でLEDの発光には十分なエネルギーを作り出せるのですが、いざ実際に光らせようと思うとなかなか上手くいきませんでした。

素材に関する技術×社会課題×デザインでiFデザイン賞金賞

そんな中、デザイン会のオスカーと言われるiFデザイン賞で日本の企業が金賞を取った点字ブロックがあります。(※正しくは点字シート、というべきかもしれません。)
錦城護謨株式会社という大阪の会社が作った「HODOHKUN Guideway (ホドウクン ガイドウェイ)」というプロダクトです。
www.kinjogomu.jp

ネーミングセンスがいかにも大阪ですよね(笑)

柔らかい素材で作られ、従来必要だった工事を必要としないこの点字ブロック蓄光塗料を塗って、暗い道で目が見える人にとっても道を示してくれるガイドになる、という意味を持たせたデザインになっています。

西宮市浜脇町の工業デザイン事務所「リプル・エフェクト」が開発に協力しており、企業の技術、デザイナーの視点、社会課題の3点が上手く重なった好事例といえます。

錦城護謨株式会社という会社は、調べたところゴムやラバーという素材を扱う技術を有しているようです。また、特許などを複数有してることから、開発型ものづくり企業なのでしょう。

独自の技術を持っていること、それが土台になって社会課題を解決するプロダクトを作る。

isip-worksが目指すビジョンを実践している、好事例の紹介でした。