社会を今より良くするプロダクト

こちらのブログは世のため人のため、家族のためになる製品を紹介するブログです。

子供の心に配慮した包帯

大人用の包帯と子供用の包帯が同じデザインということに違和感を覚えたことはありませんか。

怪我とか疾患というような「physical」な面だけでいえばそれでいいかもしれません。

ただ、付ける側の恐怖感などの「mental」な面は、どおでしょう。
包帯をした子供を見た周囲の大人の反応は?

子供向けの包帯が無い

機能や生産性のみが追求されて、なかなか心のケアにまでは至らないのが今の包帯です。
過度に可愛くしたりして血液や汚れが見えにくくなるのは本末転倒ですが、ちょっとした皮膚の保護などにも大怪我した時と同じプロダクトしかないのはどうなんでしょう。
私の子供も皮膚が弱いため、部位によっては薬を塗ったあと包帯を巻いて保護してますが、何やら大事感満載な状態に仕上がります。
本人は今のところ気にしている様子はありませんが、親のこちらが痛々しくて可哀想で仕方ありません。

そこで、私が2011年の東日本大震災の年にデザインしたものが、こちらになります。
f:id:hina0901:20160901083048j:plain
Tokyo Midtown Award 2011|デザイン & アート|東京ミッドタウン

なかなか製造先が見つからず、未だ製品化はされておりませんが、いつか日の目を見ることを期待してスポンサーを探しています。


病院内で着る服が心を暗くしている

次に、切り口は異なれど、心のケアの大切さに気付かされる取り組みがカナダの子供向けの基金「straight canada」をご紹介します。

入院経験がある方なら、共感されるかもしれないです。
症状とは無関係に皆同じ無機質な服を提供され、個性のへったくりもない同じカラーが、入院生活を暗くしてしまっている。そんな風に感じます。
私も足を怪我して2週間ほど入院生活を送ったことがありますが、その服を着て生活しているだけで心まで病気になった感覚に陥ったことを覚えています。

Ward+Robes
youtu.be


デザイナーがデザインしたワードローブを着ることで、子供たちが生き生きした表情を取り戻している映像は大変印象的です。
服は自分のアイデンティティを表現する大切なツール。

それを病院にいると奪われる。

長期の入院が必要な子供にとって、個としてのアイデンティティの保護は大切な心のケアなのです。

西洋医学の進歩に伴い、飛躍的に様々な病気や怪我など「physical」な治療をすることができるようになったことは間違いありませんが、おざなりになってしまった「mental」の治療にも、それに追いつく努力がなされることを切に願います。