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バクテリアdeキエーロ 好調!!

前回の記事で紹介した手作り生ゴミ処理機「バクテリアdeキエーロ」、かなり好調に生ゴミを処理してくれています。

これを作ってからというもの、子供の食べ残しや米ぬか、コーヒーの出し殻など、これまで捨てるのが億劫だった生ゴミが出ると嬉しくなるレベルです。

これを経験してから生ゴミ処理機に興味を持ち、色々と勉強させて頂きました。

生ゴミ処理機には大きく分けると
バイオ式
②乾燥式
なるものがあり、双方メリットとデメリットがあります。
家電メーカーや産業機械メーカーはそのどちらかの原理を工夫し、炭火式という方式やハイブリッド式などと呼ばれる、より使い易く処理能力の高い生ゴミ処理機を作っています。

参考 
www.env.go.jp



今回紹介したバクテリアdeキエーロは①のバイオ式に当てはまります。

バクテリアdeキエーロは電気を使わないため、バイオ式の欠点である「温度(気温)」「通気」にかなり影響を受けます。

ここ数日は暖かい日が続き、バクテリアの活動が活性化されたためちょっとした生ゴミなら1〜2日で分解されてました。

例えば、お刺身を買ってほぼ毎回ついてくる「つま」と呼ばれる大根を細く切ったものや、飾り程度についているしそなどは、どうしても余ってしまいます。

それ以外には子供の食べ残しや床に落としてしまったもの、米ぬかやコーヒーの出し殻、肉の脂身など、諸々出た生ゴミをまるっと放り投げます。
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土を被せ、2日後に撹拌のために開けてみると
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おぉー
人参や大根の皮はまだ残ってますが、つまやお米など小さなものはほぼ無くなっております。
何もしてないのに、自然の分解能力には驚かされます。
また、一般的に生ゴミ処理機には、分解に苦手なもの(貝殻、桃などの大きな種、玉ねぎの外側やとうもろこしなど分厚い皮など)があります。
予め分解できるものとできないものを分別しておくことが、後々質の良い土となるコツです。

また、水分をよく切る、という言葉も様々なブログに出てきます。
確かに、カビが生えてナウシカ腐海状態に陥った方がいるようなので、あまりにもびしょびしょはまずいと思いますが、私はそんなに気にせず放り投げています。
一応、2日に1回くらいは土を撹拌してるからか、気になるほどカビは生えておりません。

生ゴミの処理能力が証明されたので、今は落ち葉処理(季節柄落ちてきましたね)能力を試しているところです。


そんな優れもののバイオ式コンポストですが、この方式、冬になると急激にその処理能力が落ちるらしく、これまで数日で処理できていた量でも2週間以上かけても処理できないといったこともあるようです。
冬は生ゴミの中でも分解されやすいものだけにするなどの家庭の工夫は必要になりそうです。


また、これも知らなかったことですが、大型飲食店は法律で生ゴミを処理することが義務付けられています。
食品リサイクル法

まだ大型飲食店が、かなり導入コストもランニングコストもかかる生ゴミ処理機を使わざるをえない状況ですが、中小飲食店にも手頃な生ゴミ処理機が普及するといいですね。


本来自然から作られている生ゴミを、自然の力で分解して自然に返す、というサイクルが個々の家庭や小さな飲食店からも生まれるといいですね。