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蚊を減らすアイデア 〜実践編〜

前回のブログ「蚊を減らすアイデア 〜考察編〜」から一ヶ月余りが経ってしまいましたが、とうとう実際に試作を作ってみることにしました。

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まず、用意するのは
・2lのペットボトルの上三分の一を切ったもの
・300mlのペットボトルを同様に切ったもの
・砂糖50g
ドライイースト2g
・リンゴジュース100ml
・黒いテープ
・お湯200ml

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蚊は暗いところが好きなので、大きい方のペットボトルを黒いテープでぐるぐるに巻きます。

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お湯を沸かしてペットボトルに入れ、砂糖をすべて入れて溶かします。
完全に溶けたら、40度くらいになるまで冷まします。
※このくらいの温度が、イースト菌の発酵に最適だからです。

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冷めたらドライイーストを入れ、1〜2時間程度室内で発酵させます。
発酵すると、鼻を付くような刺激臭が発生しますが、これが二酸化炭素を含んでいて蚊を誘引する大切な役割を果たします。

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さて、ここで小さいペットボトルにリンゴジュースを入れ、そのペットボトルを大きいペットボトルの中にそっと入れます。
蚊が大好きな二酸化炭素と果実のダブル攻撃で、ごっそり撃退が期待できますね!

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あとは大きいペットボトルの上部をひっくり返して挿し込んだらほぼ完成です。
多少の雨や落ち葉を防ぐために簡易な傘を紙皿で作成したら完璧です。

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私の住まいの庭の蚊が多いところに設置しました。
ここに置きに来ただけで二箇所刺されるくらいですから、さぞかしこのトラップに蚊がたくさん引っかかることでしょう。
わくわくしますねー。



そうして3日が過ぎた頃、恐る恐る蓋を開けて見ました。。





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あれ?
小蝿が5,6匹捕まっただけで、蚊らしい存在は見受けられません。
何がいけなかったのかな?
発酵が弱かったかと思い、諦めきれない私は再度やり直してもう一回チャレンジしました。



そうして更に3日後、今度はどおかと蓋を開けてみると。。。


ぎゃーーー
巨大なGがーーー
※あまりのグロさに画像は非掲載としました。
その上蚊は一匹も捕まっておりません。

この一件で心が折れ、私の完敗という結果になりました。。。

蚊対策、一筋縄ではいかないことがよくわかりました。

ペットボトル蚊取り機は、日本ではほとんど効果無し

今回の結果から、東南アジアで効果が高かったペットボトル蚊取り機は日本ではあまり効果が発揮されないことがわかりました。
私の作り方がまずかったのかもしれませんが、しっかり発酵してましたし、蚊も大量にいるところに設置しての今回の結果なので、根本的にイースト菌による二酸化炭素の誘引というアプローチから見直さないと駄目かもしれないです。


今回は私の完敗ですが、次の秘密兵器を開発して必ずやリベンジすることを誓います!