電気を使わない生ごみ処理 バクテリアdeキエーロ
神奈川県葉山市から広がっている、電気を使わない生ゴミ処理の取り組みがあることをご存知でしょうか。
私は逗子のとあるセミナーに参加した際に初めて知りました。
電気を使わない生ゴミ処理機「バクテリアdeキエーロ」
そんな存在自体知りませんでしたが、その処理機の作り方が面白い。
考案者の方は作り方を公開してるので、個人利用であれば好きなように作って良いことになっております。
また、その木材に東日本大震災で使えなくなった材木を使用し、仮設住宅に届けたりする活動もしています。
さらに、その生ゴミ処理機の普及に逗子市や鎌倉市などの自治体も補助金を出すなどして協力しています。
なんだかいいですねー。さすが、海に近くお住まいの方たちは環境への意識も高いんでしょうね。
一部の画像は実際に私に教えて下さった方が紹介されているサイトから一部画像を流用させて頂き、この電気を使わない生ゴミ処理機「バクテリアdeキエーロ」を紹介したいと思います。
コンポストは知ってる人も多いと思います。
これです。
生ゴミや落ち葉を堆肥化させ、土として再利用するプロダクト。
ようはそれを木とポリカーボネートの屋根で作ったのがバクテリアdeキエーロです。
構造は至ってシンプル。
図面はバクテリアdeキエーロのサイトに載ってますが、特にこれというサイズは無いので、ご自宅の庭やベランダのサイズに合わせて作成頂いて大丈夫です。
私は余っているフローリング材を活用したので、その材料のサイズ取りをメインに設計しました。
バクテリアdeキエーロで画像検索すると色々なキエーロが出てきますので、作ってみたい方は参考にしてみて下さい。
使っていない浴槽を再利用したという強者もいらっしゃいました(笑)
と、言うことで私も頑張って作成することにしました。社会を今より良くするプロダクトを紹介する上で、作れるものは自分で作って紹介します。
使った材料は
・余ってた角材
・余ってたフローリング材
・余ってたビス
・500円くらいで買ったポリカの波板
・100円均一の丁番
・余ってたニス
こんな感じで余っている材料を活用して作成できるところもバクテリアdeキエーロのいいところです。
設計図はキエーロのホームページに紹介されている、ベランダdeキエーロを基にしました。
庭に直おきなので、底は必要ないので、そこだけはバクテリアdeキエーロと同じ設計としました。
基の図面はこれ
ひたすら木材を切断すること一日、組み立てに一日かけて、ようやく箱らしくなってきました。
風雨に晒されても木が腐らないように、ニスで塗装します。
あとはポリカの屋根を付けて完成です。
雨の中での作業でしたが、大体3時間✕3日くらいでで完成しました。
我が家は生ゴミ以外に大量の落ち葉も処理に困っていたので、これからこの子が豊かな土にしてくれることでしょう。
実際にうまく生ゴミ処理に成功したら、また違う機会に紹介しようと思います。